リチウムイオン電池の捨て方◇小型充電式電池のリサイクルについて◇
リチウムイオン電池の捨て方注意!
リチウムイオン電池が、プレス機でゴミを圧縮するゴミ収集車(パッカー車)などで、ゴミ収集や資源の回収に従事する人たちの脅威になっています。
リチウム電池は強い衝撃や圧力を与えると、激しく発火する性質があるからです。
リチウムイオン電池の捨て方や小型充電式電池のリサイクルには、捨て方についての決まりがあります。
ルールを守って正しくリサイクルしてください。
リチウムイオン電池の捨て方や小型充電式電池のリサイクルについて調べてみました。
リチウムイオン電池の捨て方
リチウムイオン電池は、小型充電式電池として、私たちの身の回りの様々な製品に使用されています。
ノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラ、モバイルバッテリー、電気自動車など、その種類は多岐に渡ります。
リチウムイオン電池は、資源の有効利用と環境保護の観点から、適切にリサイクルする必要があります。
処分方法
小型充電式電池のリサイクルは、「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」に基づき、メーカーや販売店が回収・リサイクルする仕組みとなっています。
処分方法としては、以下の方法が考えられます。
リサイクルボックスに入れる
家電量販店やホームセンターなどに設置されている、小型充電式電池のリサイクルボックスに入れましょう。
回収協力店に持ち込む
一般社団法人JBRCの回収協力店に持ち込みましょう。
JBRCのウェブサイトで、お近くの回収協力店を検索できます。
自治体の指示に従う
自治体によって、リチウムイオン電池の処分方法が異なる場合があります。
お住まいの自治体のウェブサイトや広報誌などで確認しましょう。
リチウムイオン電池の捨て方の注意点
リチウムイオン電池を処分する際は、以下の点に注意が必要です。
絶縁処理
金属端子部にテープを貼り、絶縁してください。
衝撃を与えない
衝撃や圧力を加えないでください。
水濡れに注意
水に濡れないようにしてください。
分解しない
自分で分解しないでください。
その他
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池が内蔵されています。
処分方法は、上記と同様ですが、メーカーや販売店に相談することも可能です。
電動アシスト自転車
電動アシスト自転車のバッテリーも、リチウムイオン電池が使用されています。
メーカーや販売店に回収を依頼しましょう。
電池の見分け方
小型二次電池に表示されたリサイクルマークで見分けることができます。
マークは次の4種類です。
小型二次電池リサイクルマークを覚えて小型二次電池のリサイクルにご協力ください。
小型二次電池のリサイクル マークについて調べてみました。
●小型二次電池とは
小型二次電池・リチウムイオン電池のリサイクル
小型二次電池のリサイクル
小型二次電池は、資源有効利用促進法により平成13年4月から、小型二次電池メーカーと小型二次電池を使用する機器メーカーに、回収・リサイクルが義務付けられています。
充電式電池のことで、使い切りの乾電池とは違って、充電して繰り返し使えるのが特徴。携帯電話やコードレス電話、ノートパソコンなどに使われています。
小型二次電池(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン二次電池、小型シール鉛蓄電池)は、充電すると繰り返し使える電池ですが、不用になった場合は「資源有効利用促進法」で回収・再資源化が義務付られています。
●リサイクルの対象となる小型二次電池
ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、小型シール鉛蓄電池が対象となります。電池に表示されたリサイクルマークで見分けることができます。
マークは次の4種類です。
図解でわかる小型二次電池のリサイクル
(経済産業省3R政策ホームページ)
リチウムイオン電池の捨て方や小型二次電池リサイクル方法
家庭で使用済みとなった小型充電式電池のリサイクル方法。
ショートの危険がありますので必ずプラス極とマイナス極の金属端子部にテープ等を貼って絶縁してから、リサイクル協力店の「リサイクルBOX」に入れてください。
リサイクル協力店はJBRCのホームページ(www.jbrc.com)のリサイクル協力店の検索をご覧下さい。
電池を捨てる際は、それぞれの区市町村の電池収集の方法をご覧になって、リサイクルしてください。
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こちらのホームページも参考にしてください。